宮城県感染症発生動向調査情報(第 47 週)

宮城県【 平成30 年 11 月 29 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2018.11.19 〜 11.25 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

4

3

3

2

11

6

 

7

36

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核(患者(確定例))
       大崎管内  男性 1名(第46週)
       仙南管内  男性 2名
      結核(無症状病原体保有者)
       大崎管内 男性 1名(第46週)、男性 1名
       塩釜管内  女性 1名
       仙台管内  女性 1名、男児*1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:つつが虫病
       石巻管内  男性 1名(第38週)
       栗原管内  女性 1名
      レジオネラ症
       気仙沼管内 女性 1名(第46週)
5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病
           大崎管内  女性 1名(第45週)
      水痘   大崎管内  男性 1名(第46週)
      (入院例) 気仙沼管内 男性 1名(第46週)
      梅毒   塩釜管内  男性 1名
           仙台管内  男性 1名(第46週)
      破傷風  仙台管内  男性 1名
      百日咳  塩釜管内  女性 1名
           仙台管内  女性 1名
― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [水痘]
  気仙沼、石巻管内で警報レベルを継続中。
  仙南、登米管内で注意報レベルを超えた。
 [伝染性紅斑]
  塩釜、気仙沼、仙台、仙南、大崎管内で警報レベル
  継続中。
 [咽頭結膜熱]
  栗原管内で警報レベルを継続中。
 [A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  仙南管内で警報レベルを継続中。

咽頭結膜熱

1

 

 

23

 

6

 

6

36

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

39

36

10

4

4

31

1

57

182

感染性胃腸炎

37

68

9

15

7

13

1

154

304

水痘

7

1

 

1

5

7

5

24

50

手足口病

5

2

3

1

2

1

1

18

33

伝染性紅斑

15

40

7

 

4

9

4

195

274

突発性発疹

1

5

4

 

2

2

4

12

30

ヘルパンギーナ

1

 

8

 

 

 

1

4

14

 

流行性耳下腺炎

1

1

 

 

 

 

 

6

8

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

1

 

 

1

 

1

4

 

RSウイルス感染症

14

4

5

1

2

1

 

16

43

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

2

 

3

 

 

2

4

11

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

1

 

11

12

 

[ウイルス分離状況] 11.12(第46週) 〜 11.25(第47週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

3

1

4

 

 

 

 

 

 

 

   インフルエンザ(A型)がみられます。
                                                  (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)