宮城県感染症発生動向調査情報(第 36 週)

宮城県【 平成28 年 9 月 15 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2016.9.5 〜 9.11 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし

2類感染症:結核
       石巻管内  男性 1名
       塩釜管内  男性 1名
       仙台管内  男性 1名、女性 3名、
             女児*1名

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O不明)
       栗原管内  女性 1名

4類感染症:E型肝炎
       仙台管内  男性 1名
      デング熱
       仙台管内  男性 1名
      マラリア
       仙台管内  女性 1名

5類感染症:アメーバ赤痢
       仙台管内  男性 1名、女性 1名
      梅毒
       仙台管内  女性 1名(第25週)、
             男性 1名(第35週)、
             男性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [ヘルパンギーナ]
  塩釜、大崎、栗原、登米、石巻、気仙沼、仙台管内
  で警報継続中。
 [手足口病]
  仙南、気仙沼管内で警報継続中。
 [A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

 

 

1

 

 

1

 

1

3

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

23

11

3

1

4

23

 

35

100

感染性胃腸炎

29

26

4

12

8

3

 

79

161

水痘

2

2

9

 

2

 

1

1

17

 

手足口病

26

35

3

1

3

11

16

85

180

伝染性紅斑

 

1

 

 

3

 

 

 

4

 

突発性発疹

3

5

4

1

2

3

1

16

35

百日咳

 

 

 

 

1

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

25

29

43

25

21

21

16

160

340

流行性耳下腺炎

 

4

2

 

1

 

1

4

12

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

RSウイルス感染症

10

17

 

 

 

1

 

68

96

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

18

2

4

 

2

2

1

34

63

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 8.29(第35週) 〜 9.11(第36週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

 

2

4

 

 

 

2

 

 

 

  保育所の乳幼児の間で、RSウィルスによる細気管支炎、肺炎が流行しています。
                                                                       (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)