宮城県感染症発生動向調査情報(第 50 週)

宮城県【 平成26 年 12 月 18 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2014.12.8 〜 12.14 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

99

103

114

5

9

17

8

333

688

― 今週の全数報告疾病 ― ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       大崎管内  女性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O86a)
       大崎管内  男性 1名
4類感染症:E型肝炎
       仙台管内  男性 1名
      レジオネラ症
       仙南管内  女性 1名
5類感染症:梅毒
       仙台管内  女性 1名


― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[伝染性紅斑]
  仙南、大崎、登米、石巻管内で警報継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  栗原管内で警報値を超えた。
[インフルエンザ]
  仙南、大崎管内で注意報値を越えた。



<<STD 発生動向調査(月報)11月>>
                 (男性)(女性)
性器クラミジア感染症        14  17
性器ヘルペスウイルス感染症      8   7
尖圭コンジローマ          13   0
淋菌感染症              9   1
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 13   9
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     1   2
薬剤耐性緑膿菌感染症         0   0
薬剤耐性アシネトバクター感染症    0   0

咽頭結膜熱

1

3

 

2

 

5

 

23

34

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

12

25

5

21

2

23

 

118

206

感染性胃腸炎

39

53

18

26

14

24

36

193

403

水痘

9

8

8

2

5

1

 

60

93

手足口病

 

14

 

 

 

 

6

3

23

 

伝染性紅斑

12

9

21

 

6

14

 

48

110

突発性発疹

1

6

5

2

4

8

4

18

48

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

1

1

 

 

3

 

1

6

 

流行性耳下腺炎

 

1

 

1

4

 

 

10

16

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

5

 

 

 

1

 

4

10

 

RSウイルス感染症

51

48

22

4

2

20

 

133

280

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

2

2

1

 

4

8

3

20

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

1

2

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

3

4

 

[ウイルス分離状況] 12.1(第49週) 〜 12.14(第50週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

3

6

15

 

 

 

 

 

1

 

  乳幼児ではRSウィルス感染症、小・中学生そして大人ではインフルエンザA型が流行しています。
                                                                      (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)