宮城県感染症発生動向調査情報(第 21 週)

宮城県【 平成25 年 05 月 30 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2013.5.20 〜 5.26 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

36

5

17

 

4

7

6

32

107

 ― 今週の全数報告疾病 ―
              ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       大崎管内  男性 1名(第15週)、
             女性 1名
       石巻管内  男性 1名
       気仙沼管内 男性 1名
       仙台管内  男性 1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:レジオネラ症
       塩釜管内  男性 1名
5類感染症:後天性免疫不全症候群
       仙台管内  男性 1名
      梅毒
       塩釜管内  男性 1名
      風しん
       気仙沼管内 男性 1名
             (第20週、臨床診断例)
       仙台管内  男性 1名
             (第20週、検査診断例)
             女性 2名(臨床診断例)


 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会

[水痘] :栗原管内で警報値を超えた。
      仙南管内で注意報値を越えた。

[風しん]:全国的な傾向と同様に、今週も20歳代を中
      心に流行は継続している。今後もさらに流
      行の拡大が懸念されるので十分に注意が必
      要である。

咽頭結膜熱

3

 

 

5

3

1

 

9

21

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

25

16

7

8

4

32

 

31

123

感染性胃腸炎

45

67

13

20

30

56

16

333

580

水痘

31

13

6

20

3

7

2

42

124

手足口病

1

 

4

 

 

2

 

4

11

 

伝染性紅斑

5

2

 

 

 

 

3

7

17

 

突発性発疹

8

8

8

3

3

1

4

25

60

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

13

5

 

1

19

 

流行性耳下腺炎

1

8

 

1

 

6

 

9

25

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

6

1

 

 

 

 

2

9

 

RSウイルス感染症

 

2

1

 

 

2

 

1

6

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

2

9

3

1

 

4

5

24

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

8

8

 

[ウイルス分離状況] 5.13(第20週) 〜 5.26(第21週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

6

 

 

2

 

 

 

 

 仙台市若林区の某中学校(1年生)で、インフルエンザB型が流行中です。
                                                                     (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)