宮城県感染症発生動向調査情報(第 11 週)

宮城県【 平成25 年 03 月 22 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2013.3.11 〜 3.17 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

31

38

47

19

50

33

30

127

375

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
       仙南管内  男性 1名
       塩釜管内  男性 1名
       大崎管内  男性 1名
       登米管内  女性 1名
       仙台管内  女性 1名
3類感染症:細菌性赤痢
       大崎管内  女性 1名
               (推定感染地域:国外)
4類感染症:レジオネラ症
       仙台管内  男性 1名
5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病
       大崎管内  女性 1名(第6週)
      梅毒
       仙台管内  男性 1名
      劇症型溶血性レンサ球菌感染症
       仙台管内  男性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[インフルエンザ]:登米管内で注意報継続中。
 ※県全体で7週連続して減少したが、登米管内で注意
  報が継続しているほか、栗原、気仙沼管内で患者数
  が増加するなど、地域別に見ると増減があるので、
  今しばらく注意を要する。
[感染性胃腸炎] :石巻管内で警報継続中。
 ※患者数は横ばい状態であるが、今シーズン初めてロ
  タウイルスが原因の集団発生があった。感染性胃腸
  炎の原因は多様で、時期によって主流が代わるので
  注意を要する。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]:
          石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

1

3

 

3

 

 

 

16

23

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

18

37

7

3

3

55

 

49

172

感染性胃腸炎

47

56

17

14

27

141

32

173

507

水痘

13

18

9

4

2

10

1

16

73

手足口病

5

 

2

3

2

 

 

1

13

 

伝染性紅斑

3

1

1

 

 

 

1

1

7

 

突発性発疹

1

3

4

 

4

2

 

20

34

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

3

1

 

 

4

5

5

18

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

RSウイルス感染症

 

2

 

 

 

1

1

7

11

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

マイコプラズマ肺炎

3

6

4

1

 

1

11

6

32

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

1

 

 

 

1

 

 

2

4

 

[ウイルス分離状況] 3.4(第10週) 〜 3.17(第11週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

8

 

 

5

 

 

2

1