宮城県感染症発生動向調査情報(第 8 週)

宮城県【 平成25 年 02 月 28 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2013.2.18 〜 2.24 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

100

114

113

33

88

71

64

425

1008

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
        塩釜管内  女性 1名
        大崎管内  女性 1名
        栗原管内  男性 1名
        登米管内  女性 1名
        仙台管内  男性 2名
3類感染症:報告なし
4類感染症:A型肝炎
        仙南管内  女性 1名
5類感染症:梅毒
        仙台管内  女性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[インフルエンザ]:
 仙南、大崎管内で警報継続中。
 栗原、登米、気仙沼、仙台管内で注意報継続中。
 ※患者数は県全体では減少傾向にあるが、全国的には
  まだ流行が続いている。また仙台ウイルスセンター
  でインフルエンザA型(H1)pdm の検出がみられ、他
  にB型も検出されていることから、引き続き十分注
  意が必要である。
[感染性胃腸炎] :
 石巻管内で警報継続中。
 ※患者数は横ばい状態であるが、施設におけるノロウ
  イルスが原因の集団発生も報告されているので今し
  ばらく注意が必要である。

  インフルエンザ、ノロウイルスが原因の感染性胃腸
  炎はいずれもウイルス感染症で、予防策として手洗
  い・うがいの励行が必要である。

咽頭結膜熱

 

1

 

1

 

 

 

14

16

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

23

23

5

5

3

41

 

30

130

感染性胃腸炎

35

47

16

23

30

85

18

144

398

水痘

9

19

10

3

2

10

2

28

83

手足口病

1

 

3

 

 

1

 

2

7

 

伝染性紅斑

2

2

1

 

 

 

 

 

5

 

突発性発疹

1

3

2

2

3

7

2

15

35

百日咳

 

1

 

 

 

 

 

4

5

 

ヘルパンギーナ

 

 

1

 

1

 

 

1

3

 

流行性耳下腺炎

2

5

1

 

1

7

3

7

26

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

RSウイルス感染症

 

2

1

 

 

 

 

6

9

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

1

10

 

 

3

14

5

34

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 2.11(第7週) 〜 2.24(第8週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

7

 

5