宮城県感染症発生動向調査情報(第 5 週)

宮城県【 平成25 年 02 月 07 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2013.1.28 〜 2.3 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

268

431

214

63

115

236

74

1202

2603

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
         仙南管内  女性 1名
         塩釜管内  女性 2名
         大崎管内  男性 2名
         仙台管内  男性 1名、女性 1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:レジオネラ症
         仙南管内  女性 1名
         石巻管内  女性 1名
         仙台管内  男性 1名
5類感染症:報告なし

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[インフルエンザ]:
 仙南、大崎、石巻管内で警報継続中。
 塩釜、栗原、登米、気仙沼、仙台管内で注意報継続中。
 ※県全体の患者数は横ばい状態となったが、警報継続
  値を大きく越えている。また塩釜管内や仙台管内な
  ど増加した地域もある。さらに、今週新たに栗原管
  内と気仙沼管内の患者からインフルエンザAH3(
  A香港型)が検出された。例年の傾向からして流行
  はしばらく継続すると思われるので十分注意が必要
  である。

[感染性胃腸炎]:石巻管内で警報継続中。
 ※県全体としては患者数は減少傾向にあるが、患者検
  体よりノロウイルスに加えて、サポウイルスも検出
  された。感染性胃腸炎の原因は多様で年間を通じて
  患者がみられるので、今後も注意が必要である。

[伝染性紅斑] :気仙沼管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

7

3

 

1

 

 

 

5

16

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

10

23

1

1

4

24

 

34

97

感染性胃腸炎

33

31

16

22

45

80

14

105

346

水痘

6

12

5

1

3

11

1

30

69

手足口病

2

1

10

 

1

 

 

1

15

 

伝染性紅斑

4

2

 

 

 

 

5

 

11

 

突発性発疹

1

6

5

 

3

3

1

16

35

百日咳

 

 

 

 

1

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

1

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

1

9

3

 

1

9

2

10

35

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

RSウイルス感染症

3

7

 

 

2

2

 

7

21

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

5

8

1

2

2

21

12

52

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

1

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 1.21(第4週) 〜 2.3(第5週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

11

 

11

 

 

3