宮城県感染症発生動向調査情報(第 4 週)

宮城県【 平成25 年 01 月 31 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2013.1.21 〜 1.27 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

402

394

369

65

123

322

78

1097

2850

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
       塩釜管内  男性 1名
       大崎管内  女性 1名
       仙台管内  男性 2名、女性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌(O型不明)
       栗原管内  女性 1名
      腸管出血性大腸菌(O159)
       石巻管内  女性 1名
4類感染症:レジオネラ症
       仙台管内  男性 1名
5類感染症:後天性免疫不全症候群
       仙台管内  男性 1名
      梅毒
       仙台管内  男性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[インフルエンザ]:
 仙南、大崎、石巻管内で警報値を越えた。
 塩釜、栗原、登米、気仙沼、仙台管内で注意報継続中。
 ※今週になって県内の3管内で警報値を越えた。県全
  域でも一定点医療機関あたり患者報告数が警報発令
  基準の30人を超えている。また、宮城県保健環境
  センター微生物部や仙台医療センターウイルスセン
  ターでA香港型インフルエンザウイルスの検出が相
  次いでいるので、特に注意が必要である。
[感染性胃腸炎] :石巻管内で警報継続中。
 ※患者数は減少傾向にあるが、依然としてノロウイル
  スが原因の集団感染があるので、今しばらく注意が
  必要である。
[流行性耳下腺炎]:石巻管内で警報継続中。
[伝染性紅斑]  :気仙沼管内で警報値を越えた。

咽頭結膜熱

3

4

 

4

1

 

 

9

21

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

7

15

2

5

1

19

 

30

79

感染性胃腸炎

36

62

21

25

27

84

12

134

401

水痘

9

7

6

1

4

14

5

30

76

手足口病

7

1

3

 

3

1

 

 

15

 

伝染性紅斑

4

2

 

 

 

 

10

1

17

 

突発性発疹

3

3

7

 

5

3

 

18

39

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

2

2

 

 

 

12

2

3

21

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

RSウイルス感染症

5

5

1

 

 

 

 

14

25

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

7

6

8

3

2

1

14

18

59

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 1.14(第3週) 〜 1.27(第4週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

13

 

8

 

 

1