宮城県感染症発生動向調査情報(第 52 週)

宮城県【 平成25 年 01 月 09 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2012.12.24 〜 12.30 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

14

25

11

1

7

29

 

45

132

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
       気仙沼管内 女性 1名(第46週)
       仙台管内  男性 1名、女性 2名
3類感染症:腸管出血性大腸菌
       登米管内  女児*1名(第42週)
4類感染症:報告なし
5類感染症:後天性免疫不全症候群
       石巻管内  男性 1名
      風しん(検査診断例)
       気仙沼管内 男性 1名
      梅毒
       仙台管内  男性 1名、女性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会

[感染性胃腸炎] :石巻管内で警報継続中。
  ※先週と比較すると患者数は減少傾向にあるが、ノ
   ロウィルスに対して引き続き注意が必要である。

[水痘]     :気仙沼管内で警報継続中。
         大崎、石巻管内で注意報継続中。
         仙南管内で注意報値を越えた。
  ※水痘は例年年末・年始に冬のピークに達する。今
   週新たに仙南管内で注意報値を越えたことから、
   引き続き注意が必要である。

[流行性耳下腺炎]:石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

5

2

 

 

4

 

 

7

18

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

9

13

1

4

7

15

 

31

80

感染性胃腸炎

65

73

37

27

13

98

10

204

527

水痘

27

37

22

3

9

21

27

52

198

手足口病

3

1

2

1

7

2

1

4

21

伝染性紅斑

5

 

 

 

 

 

 

 

5

 

突発性発疹

1

5

3

1

3

3

1

20

37

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

1

 

 

 

1

 

2

 

流行性耳下腺炎

1

5

4

 

1

20

1

5

37

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

1

2

 

 

 

 

 

2

5

 

RSウイルス感染症

5

6

4

2

4

1

 

37

59

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

9

16

9

7

8

6

8

17

80

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 12.17(第51週) 〜 12.30(第52週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

13

 

 

4

 

 

 

1

インフルエンザA香港型が、じわりじわりとましてきています。ご注意ください。
                                                                              (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)