宮城県感染症発生動向調査情報(第 51 週)

宮城県【 平成24 年 12 月 27 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2012.12.17 〜 12.23 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

14

21

3

 

2

21

3

41

105

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
       塩釜管内  男性 1名
       仙台管内  女性 1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:レジオネラ症
       大崎管内  男性 1名
       仙台管内  男性 1名
      デング熱(推定感染地域:国外)
       仙台管内  男性 1名
5類感染症:破傷風
       石巻管内  女性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[感染性胃腸炎] :石巻、仙台管内で警報継続中。
 ※先週と比較すると患者数は減少傾向にあるが、県内
  ではノロウイルスが原因の集団発生や食中毒が相次
  いでいる。また、全国的に流行しており、年末・年
  始の人の移動による感染拡大も懸念されているので
  、引き続き注意が必要である。
[水痘]     :気仙沼管内で警報継続中。
          登米管内で警報値を越えた。
          大崎管内で注意報継続中。
          石巻管内で注意報値を越えた。
 ※水痘は例年年末・年始に冬のピークに達する。今週
  新たに登米管内で警報値を越えたことから、特に県
  北部地域で注意が必要である。
[流行性耳下腺炎]:石巻管内で警報継続中。
          気仙沼管内で注意報値を越えた。

咽頭結膜熱

1

2

 

1

 

 

 

7

11

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

12

31

2

 

 

28

 

64

137

感染性胃腸炎

81

110

32

35

30

130

26

390

834

水痘

17

24

31

1

22

23

31

71

220

手足口病

8

1

2

2

7

3

 

12

35

伝染性紅斑

1

1

 

 

 

 

 

 

2

 

突発性発疹

5

4

2

1

3

2

4

12

33

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

7

4

12

 

1

52

6

9

91

急性出血性結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

流行性角結膜炎

1

1

 

 

 

 

 

2

4

 

RSウイルス感染症

4

7

1

3

 

1

 

16

32

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

1

 

 

 

 

1

2

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

5

21

11

5

9

10

20

24

105

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

1

3

5

 

[ウイルス分離状況] 12.10(第50週) 〜 12.23(第51週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

2

 

14

 

 

6

2

 

 

3