宮城県感染症発生動向調査情報(第 5 週)

宮城県【 平成24 年 02 月 09 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2012.1.30 〜 2.5 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

371

451

177

116

122

299

132

766

2434

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    *男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
        塩釜管内  男性 1名
        大崎管内  男性 1名
        登米管内  女性 1名
        気仙沼管内 男性 1名
        仙台管内  男性 1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:ウィルス性肝炎(B型)
        塩釜管内  男性 1名(第3週)
      梅毒
        仙台管内  男性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[水痘]
 石巻管内で警報継続中。
[流行性耳下腺炎]
 仙南管内で注意報値を越えた。
[感染性胃腸炎]
 石巻管内で警報継続中。
[インフルエンザ]
 仙南、栗原、登米、石巻、気仙沼管内で警報継続中。
 塩釜管内で警報値を越えた。
 大崎、仙台管内で注意報継続中。
  ※幼稚園、小中学校、高等学校でインフルエンザに
   よる休業が相次いでいる。
   また、仙台医療センターウィルスセンターで、B
   型インフルエンザウィルスも検出され始めている
   ので注意を要する。

咽頭結膜熱

 

1

 

3

 

 

 

7

11

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

6

21

7

3

9

84

 

100

230

感染性胃腸炎

45

64

19

6

27

131

11

236

539

水痘

7

7

4

4

1

30

 

36

89

手足口病

6

 

 

 

 

 

 

 

6

 

伝染性紅斑

1

 

 

 

 

 

 

5

6

 

突発性発疹

 

5

 

 

2

3

1

14

25

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

16

14

6

5

5

1

1

21

69

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

 

 

2

4

 

RSウイルス感染症

 

2

1

2

 

 

1

13

19

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

5

6

1

 

3

8

5

29

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

1

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 1.23(第4週) 〜 2.5(第5週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

36

 

8

 

 

2

 

 

 

 

インフルエンザA香港型の流行が続き、B型の勢いも増してきました。                           (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)