宮城県感染症発生動向調査情報(第 23 週)

宮城県【 平成20 年 06 月 12 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.6.2 〜 6.8 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

1

5

 

 

 

 

 

10

16

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       仙南管内  女性 1名
       塩釜管内  男性 1名(第21週)
             男性 1名 女性 1名
       大崎管内  男性 1名
       栗原管内  女性 1名(第16週)
       登米管内  男性 1名
       石巻管内 男性 1名
       仙台管内  女性 1名(第20週)
             男性 4名 女性 2名
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:報告なし


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[水痘]
 塩釜管内で注意報値を超えた。
 栗原管内で警報継続中。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、登米管内で警報継続中。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 国立感染症研究所感染症情報センターによれば、第21週までの定点当たり累積報告数は東日本に全国平均を上回っている地域が多く、年別割合では9歳以下で全報告数の85%以上を占めている。
 県内でも患者報告数が増加しており、その多くは9歳以下となっている。
 子供を中心とした夏季のピークにさしかかりつつあるものと推測されるので、今後注意が必要である。         

咽頭結膜熱

5

6

4

1

 

 

 

15

31

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

57

2

3

12

12

 

75

163

感染性胃腸炎

31

49

12

9

29

20

20

293

463

水痘

5

43

6

12

5

5

4

28

108

手足口病

3

1

1

 

4

3

 

10

22

 

伝染性紅斑

4

 

1

 

 

 

 

4

9

 

突発性発疹

3

10

3

 

7

11

2

35

71

百日咳

 

 

 

 

1

 

 

1

2

 

ヘルパンギーナ

 

3

4

1

21

1

1

5

36

流行性耳下腺炎

2

6

 

 

1

 

 

8

17

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

17

1

2

 

4

5

9

38

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

1

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 5.26(第22週) 〜 6.8(第23週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

2

 

 

2

 

 

 

1