宮城県感染症発生動向調査情報(第 22 週)

宮城県【 平成20 年 06 月 05 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.5.26 〜 6.1 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

6

 

 

 

1

 

22

29

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       仙南管内  男性 1名
       塩釜管内  女性 1名
       大崎管内  男性 2名
       登米管内  女性 1名
       仙台管内  男性 1名(第21週)
             男性 4名 女性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       仙台管内  男性 1名
4類感染症:オウム病
       大崎管内 男性1名 女性1名(第21週)
      つつが虫病
       塩竃管内  女性 1名
5類感染症:麻疹
       仙台管内  男性 1名(年齢37歳)
             男児 *1名(年齢0歳)
           *:男児・女児は6歳未満

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[水痘] 栗原管内で警値を超えた。
 気仙沼管内で注意報継続中。
[百日咳] 栗原管内で警報継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、登米管内で警報継続中。
[つつがむし病]
ダニの一種であるツツガムシに刺されることによる感染症で、主な症状は高熱、発疹、リンパ節の腫脹や時に肝臓機能異常などが見られる。潜伏期間は5〜14日で、特定の抗生物質が良く効くので一般に予後は良好だが、重症化した場合には死亡するケースもある。春から初夏、秋から初冬にかけて山林、河原などで感染することが多いので、これらの場所では素肌を出さないようにするなどの予防策が重要である。         

咽頭結膜熱

 

3

3

 

 

 

 

9

15

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

6

44

6

2

17

6

 

51

132

感染性胃腸炎

26

56

16

16

48

31

19

281

493

水痘

17

23

9

23

9

5

16

43

145

手足口病

 

1

 

 

 

 

 

2

3

 

伝染性紅斑

4

 

 

 

 

 

1

7

12

 

突発性発疹

 

7

7

4

3

3

1

22

47

百日咳

 

 

 

1

 

 

 

2

3

 

ヘルパンギーナ

 

3

2

 

4

1

 

2

12

 

流行性耳下腺炎

 

5

 

 

 

 

 

3

8

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

3

4

 

RSウイルス感染症

 

 

 

1

 

 

 

4

5

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

10

1

3

2

4

17

17

57

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

1

 

3

5

 

[ウイルス分離状況] 5.19(第21週) 〜 6.1(第22週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

2

 

 

2