宮城県感染症発生動向調査情報(第 8 週)

宮城県【 平成20 年 2 月 28 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.2.18 〜 2.24 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

46

99

60

8

15

38

56

288

610

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       塩釜管内   男性 1名(第7週)
       登米管内   男性 1名
       仙台管内   男性 2名 女性 2名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       大崎管内   男性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O121)
       仙台管内   女性 1名
4類感染症:報告なし
5類感染症:麻疹
       塩釜管内   男性 1名(年齢10歳)
       仙台管内   女性 1名(年齢10歳)
― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[インフルエンザ]
 気仙沼管内で注意報継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、石巻管内で警報継続中。
 登米管内で警報値を超えた。
[感染性胃腸炎]
 登米管内で警報継続中。
[麻しん]
 本年1月1日より全医療機関から届出対象疾病に移行してから、県内で3例が報告されている。
 国立感染症研究所情報感染症情報センタによれば、第1週から第6週までの累積報告数は1,556例となっている。
 都道府県別では、神奈川県、福岡県、北海道、東京都、秋田県で報告数が多く、昨年同様の流行が予想されるので注意を要する。

※感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の届出基準が一部改正され、平成20年1月1日より、「風疹」、「麻疹(成人麻疹を除く)」が5類全数把握対象感染症に移行しました。

咽頭結膜熱

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

38

7

3

19

15

 

50

133

感染性胃腸炎

50

95

27

34

66

23

9

370

674

水痘

7

17

18

3

11

5

3

54

118

手足口病

2

 

 

 

 

 

 

2

4

 

伝染性紅斑

1

 

 

 

 

 

1

3

5

 

突発性発疹

1

9

4

 

4

4

 

26

48

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

3

1

 

 

 

 

 

1

5

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

2

3

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

RSウイルス感染症

 

2

 

 

1

1

 

8

12

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

3

2

 

 

2

11

5

23

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

[ウイルス分離状況] 2.11(第7週) 〜 2.24(第8週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

10

 

1

 

 

2