宮城県感染症発生動向調査情報(第 27 週)

宮城県【 平成19 年 7 月 12 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.7.2 〜 7.8 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

3

 

1

 

2

6

7

9

28

― 今週の全数報告疾病 ―

1、4,5類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       塩釜管内 男性1名(第26週)女性1名
       仙南管内 男性 1名
       仙台管内 男性 1名 女性 2名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O26)
       仙台管内 男児 1名 男性 1名
            女児 1名 女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       仙台管内 男性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[咽頭結膜熱]
 塩釜、栗原管内で警報継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 登米管内で警報継続中。
[水痘]
 石巻管内で注意報値を超えた。
[伝染性紅斑]
 大崎、石巻、気仙沼、仙台管内で警報継続中。
[ヘルパンギーナ]
 石巻管内で警報値を超えた。

【パラインフルエンザ】
 パラインフルエンザウイルスによる呼吸器感染症で、主に小児の風邪、気管支炎、肺炎、クループ(急性咽頭気管支炎)の原因となる。特にヒトパラインフルエンザウイルスの3型は毎年春から初夏にかけて多くみられる。宮城県でも仙台医療センターウイルスセンターで第22週以降パラインフルエンザウイルスの検出報告が相次いでいるので注意を要する。

咽頭結膜熱

 

8

6

8

2

2

 

8

34

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

13

4

3

14

5

 

31

73

感染性胃腸炎

27

29

8

10

20

8

1

137

240

水痘

13

8

7

1

2

25

5

20

81

手足口病

2

4

1

2

 

2

 

16

27

伝染性紅斑

2

8

6

1

 

14

22

35

88

突発性発疹

3

4

4

2

4

5

4

22

48

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

ヘルパンギーナ

 

5

1

2

 

36

 

17

61

麻疹

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

4

8

3

1

7

2

1

33

59

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

RSウイルス感染症

 

2

 

 

 

 

 

 

2

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

8

 

2

 

17

16

8

52

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

1

 

7

8

 

[ウイルス分離状況] 6.25(第26週) 〜 7.8(第27週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

5

 

 

1

 

1

 

 

1