宮城県感染症発生動向調査情報(第 7 週)

宮城県【 平成19 年 2 月 22 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.2.12 〜 2.18 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

41

91

41

5

33

55

32

456

754

−全数報告疾病−

1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:アメーバ赤痢  仙台管内 男性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[インフルエンザ]
 仙台管内で注意報値を超えた。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、栗原、登米管内で警報継続中。
[水痘]
 塩釜、大崎、気仙沼管内で注意報値を超えた。
[伝染性紅斑]
 大崎、栗原、登米管内で警報継続中。
[流行性耳下腺炎]
 登米管内で警報継続中。栗原管内で注意報値を超えた。

【病原体検出情報】〜保健環境センター〜
インフルエンザ患者より
 塩釜管内  4週採取分 RSウイルス    1件
 (同患者よりインフルエンザウイルス(AH3)も検出・報告済み)
       5週採取分 インフルエンザウイルス(AH3) 1件
 栗原管内   5週採取分 インフルエンザウイルス(AH3) 1件
 気仙沼管内 6週採取分 インフルエンザウイルス(AH3) 2件
感染性胃腸炎患者より
 登米管内  7週採取分 ノロウイルス(GII)1件
             ロタウイルス    1件
            (両ウイルスは同一患者より検出)            

咽頭結膜熱

2

 

 

 

 

4

 

1

7

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

28

 

7

16

15

3

47

116

感染性胃腸炎

32

46

19

16

63

19

21

221

437

水痘

9

42

21

2

5

9

19

96

203

手足口病

2

2

 

 

 

 

 

 

4

 

伝染性紅斑

4

4

6

6

15

4

 

5

44

突発性発疹

2

5

8

 

3

4

5

15

42

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

3

8

6

7

16

 

2

27

69

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

4

 

1

7

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

9

9

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

マイコプラズマ肺炎

3

6

1

1

 

7

1

10

29

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

2

 

 

 

 

 

 

3

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

7

8

 

[ウイルス分離状況] 2.5(第6週) 〜 2.18(第7週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

20

 

3

 

 

 

 

 

 

 

インフルエンザは、A香港型が主流ですが、地域によってB型の流行もでてきました。(コメント:永井小児科医院 永井 幸夫)