宮城県感染症発生動向調査情報(第 4 週)

宮城県【 平成19 年 2 月 1 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.1.22 〜 1.28 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

13

50

6

1

15

10

2

78

175

−全数報告疾病−1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:急性脳炎(第3週)仙台管内 男性1名
−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、栗原、登米管内で警報継続中。
[水痘]大崎管内で警報継続中。石巻管内で注意報継続中。
[伝染性紅斑]栗原、登米、石巻管内で警報継続中。
[流行性耳下腺炎]登米管内で警報継続中。
【病原体検出情報】〜保健環境センター
 感染性胃腸炎患者より
  登米管内 4週採取分 ノロウイルス(GT) 1件
 溶連菌感染症患者より
  仙南管内 3週採取分 A群溶血性レンサ球菌 3件
  栗原管内 3週採取分 A群溶血性レンサ球菌 2件
【A群溶血性レンサ球菌】現行の感染症法の届出基準は、1993年米国CDCが提案した診断基準に準拠して、病原体をA群溶血性レンサ球菌に限定している。しかし、最近の知見によれば、劇症型溶血性レンサ球菌感染症の症例から、C群、G群が分離されるケースが増えてきている。また、現行では、患者届出時の報告では転帰について十分に把握することができないため、届出後に死亡が判明した場合などは修正報告をお願いしている。今後は、系統的に予後などの情報についても確認できるようにしていくことが必要である。(国立感染症研究所・感染症情報センターIASRより)
<<STD 発生動向調査情報(月報)12月>>
 宮城県【平成19年 1月18日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         19  23
性器ヘルペスウイルス感染症       4  14
尖圭コンジローマ            7  12
淋菌感染症              20   1
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  22  14
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症      6   6
薬剤耐性緑膿菌感染症          0   1

咽頭結膜熱

2

5

 

 

4

1

 

1

13

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

42

2

7

15

10

 

35

112

感染性胃腸炎

57

68

48

10

54

41

25

225

528

水痘

16

25

23

 

5

24

4

73

170

手足口病

1

2

1

 

 

 

 

1

5

 

伝染性紅斑

 

17

8

4

47

12

 

20

108

突発性発疹

2

6

5

 

2

6

7

29

57

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

1

 

 

 

 

1

 

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

5

7

3

3

22

1

7

27

75

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

RSウイルス感染症

 

1

 

 

 

 

 

14

15

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

10

2

 

3

10

4

15

46

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 1.15(第3週) 〜 1.28(第4週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

17

 

5

 

 

 

 

 

1