宮城県感染症発生動向調査情報(第 14 週)

宮城県【 平成18 年 4 月 13 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.4.3 〜 4.9 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

4

 

1

 

2

9

8

11

35

−全数報告疾病−1類・2類・3類感染症:報告なし
4類感染症:A型肝炎   大崎管内 男性1名
      E型肝炎   仙台管内 女性1名
5類感染症:アメーバ赤痢 仙台管内 男性1名

−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]塩釜、登米、石巻管内、仙台市で警報継続中である。
[流行性耳下腺炎]警報継続中である大崎、気仙沼管内に加えて、石巻管内で注意報値を超えた。注意が必要。
[水痘]注意報継続中である大崎、登米管内に加え、気仙沼管内でも注意報値を超えた。

【病原体検出情報】 〜保健環境センター〜
・手足口病患者より
  登米管内 11週採取分 エンテロウイルス71型 2件

 **エンテロウイルス71型**
 コクサッキーA16型とともに手足口病の主な病原体であり、神経合併症の予後は良いとされている。しかし、近年、重症例が報告されていることから、流行時には警戒が必要である。県内でも3件(うち1件は第11週報告済み)が分離されている。

<<STD 発生動向調査情報(月報) 3月>>
 宮城県【平成18年 4月13日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         15  34
性器ヘルペスウイルス感染症       3  16
尖圭コンジローマ           13   4
淋菌感染症              18   1
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  19  11
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     11   5
薬剤耐性緑膿菌感染症          0   1

咽頭結膜熱

 

2

 

2

 

 

 

3

7

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

26

2

1

10

13

 

56

109

感染性胃腸炎

69

80

29

12

32

42

12

207

483

水痘

2

23

26

6

20

11

18

29

135

手足口病

 

4

3

 

10

 

 

 

17

 

伝染性紅斑

3

1

1

 

1

4

 

8

18

 

突発性発疹

6

6

5

1

2

9

7

18

54

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

7

10

15

 

5

23

12

22

94

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

流行性角結膜炎

 

3

 

 

 

1

 

4

8

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

5

 

1

 

4

1

4

15

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 3.27(第13週) 〜 4.9(第14週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

1

 

 

4