宮城県感染症発生動向調査情報(第 9 週)

宮城県【 平成18 年 3 月 8 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.2.27 〜 3.5 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

16

66

27

8

15

30

39

119

320

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:後天性免疫不全症候群 大崎管内 男性1名
      バンコマイシン耐性腸球菌感染症
                 仙台管内 男性1名


−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
[インフルエンザ]
 全管内において注意報基準値以下に減少した。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、栗原、登米、石巻管内で警報継続中である。また、仙南管内、仙台市で増加している。注意が必要。
[感染性胃腸炎]
  登米管内で警報継続中である。
[水痘]
 注意報継続中である大崎管内に加え、石巻管内でも注意報値を超えた。
[流行性耳下腺炎]
 気仙沼管内では警報継続中である。また、仙南管内で急増した。


【病原体検出情報】 〜保健環境センター〜
・感染性胃腸炎患者より
  塩釜管内 8週採取分 Campylobacter.jejuni 1件


【AIDS患者、HIV感染者累積報告数】
                平成18年1月1日現在
      HIV感染者    AIDS患者
宮城県      46( 1)      30( 2)
全 国    7,338(195)    3,623(89)
 ( )内は平成17年10月3日〜平成18年1月1日分の報告数である。国立感染症研究所・感染症情報センターIASR2006年2月報より 

咽頭結膜熱

 

2

 

 

 

1

 

7

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

10

58

1

12

26

28

 

92

227

感染性胃腸炎

54

88

8

30

56

33

40

325

634

水痘

10

16

20

 

9

32

 

43

130

手足口病

 

 

 

5

 

 

 

2

7

 

伝染性紅斑

4

3

 

 

1

1

 

3

12

 

突発性発疹

5

6

 

1

1

 

4

28

45

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

10

7

6

5

4

17

11

22

82

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

1

3

 

RSウイルス感染症

 

2

 

1

 

 

 

2

5

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

6

 

 

 

4

1

5

16

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 2.20(第8週) 〜 3.5(第9週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

15

1

1