宮城県感染症発生動向調査情報(第 45 週)

宮城県【 平成18 年 11 月 16 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.11.6 〜 11.12 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       仙南管内 女性1名(O157)
       仙台管内 女性1名(O91)
4類感染症:報告なし
5類感染症:ウイルス性肝炎
       仙台管内 男性1名
      アメーバ赤痢
       仙台管内 男性1名
      後天性免疫不全症候群
       仙台管内 男性1名
        
−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 栗原管内で警報継続中。
[水痘]
 大崎管内で注意報値を超えた。
[伝染性紅斑]
 登米管内で警報継続中。
[流行性耳下腺炎]
 登米管内で警報継続中。

感染性胃腸炎、水痘両疾病ともに県全体の定点あたりの患者発生数が昨年と同様のパターンで急増しているので、注意を要する。

【病原体検出情報】〜保健環境センター〜
 流行性耳下腺炎患者より
  登米管内 43週採取分 ムンプスウイルス 1件
 感染性胃腸炎患者より
  栗原管内 44週採取分 ノロウイルス(GII)1件    

咽頭結膜熱

3

4

1

 

1

 

 

2

11

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

34

1

4

6

3

1

40

89

感染性胃腸炎

35

38

17

25

24

15

24

266

444

水痘

8

17

20

 

3

12

2

76

138

手足口病

2

1

5

1

3

8

 

7

27

伝染性紅斑

1

8

 

1

17

 

 

16

43

突発性発疹

1

11

7

1

4

5

1

24

54

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

 

2

2

1

6

5

5

11

32

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

5

14

7

2

20

 

2

25

75

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

1

 

 

1

 

 

2

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

7

 

 

1

8

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

1

 

 

 

 

 

2

3

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

22

2

 

4

16

18

29

93

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

5

6

 

[ウイルス分離状況] 10.30(第44週) 〜 11.12(第45週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV