宮城県感染症発生動向調査情報(第 46 週)

宮城県【 平成18 年 11 月 24 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.11.13 〜 11.19 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

1

 

 

 

 

 

 

2

3

 

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O91)
      仙台管内 女性1名
4類感染症:報告なし
5類感染症:破傷風(第45週)
       仙台管内 男性1名
         
−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
[咽頭結膜熱]
 栗原管内で警報値を超えた。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 栗原管内で警報継続中。
[感染性胃腸炎]
 栗原管内で警報値を超えた。
[伝染性紅斑]
 登米管内で警報継続中。
[流行性耳下腺炎]
 登米管内で警報継続中。

【病原体検出情報】〜保健環境センター〜
 感染性胃腸炎患者より
  栗原管内 42週採取分 アデノウイルス  1件
       43週採取分 ノロウイルス(GT)1件 
登米管内 44週採取分 アデノウイルス 1件
44週採取分 ノロウイルス(GU)1件

〔水痘について〕 水痘は、水痘帯状疱疹ウイルスに感染後、発熱、倦怠感などとともに身体から発赤が出現し、顔面、四肢に広がる。感染経路は接触感染で、潜伏期間は14日程度(10〜21日)である。冬季から春季に流行する。宮城県でも年末・年始にピークに達する。予防法は水痘ワクチンの接種によるが、患者との接触をさけ、手洗いとうがいの励行が望ましい。

咽頭結膜熱

3

 

 

2

2

2

 

2

11

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

26

 

13

6

4

 

31

80

感染性胃腸炎

26

48

21

44

50

17

45

263

514

水痘

3

14

8

 

8

19

3

67

122

手足口病

2

3

2

2

2

1

 

7

19

伝染性紅斑

2

11

1

2

19

1

 

19

55

突発性発疹

 

6

3

 

4

1

3

28

45

百日咳

 

 

 

 

2

 

 

 

2

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

6

3

 

9

1

6

5

30

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

4

14

3

2

18

4

4

31

80

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

1

3

 

RSウイルス感染症

 

 

1

 

2

 

 

 

3

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

8

22

2

5

2

24

8

40

111

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

[ウイルス分離状況] 11.6(第45週) 〜 11.19(第46週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

6

1