宮城県感染症発生動向調査情報(第 26 週)

宮城県【 平成17 年 7 月 6 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.6.27 〜 7.3 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:報告なし

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[ヘルパンギーナ]
 大崎、登米管内で警報値を越え、県全体でも倍増した。今後の動向に注意。
[手足口病]
 警報継続中の気仙沼管内に加え、仙南管内でも倍増した。今後の動向に注意。
[咽頭結膜熱]
 栗原、大崎管内で警報継続中である。今後の動向に注意。
[流行性耳下腺炎]
 石巻管内で警報継続中である。動向に注意。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 石巻管内では警報値以下となったが、登米管内で警報継続中である。いましばらく注意が必要。
[マイコプラズマ肺炎]
 仙南、塩釜管内で、小児も含め報告が続いている。注意が必要。

【病原体検出情報】 〜宮城県保健環境センター〜
・手足口病患者より
  気仙沼管内 21,22週採取分
         コクサッキーウイルスA16型 5件
・流行性耳下腺炎患者より
  石巻管内 23週採取分 ムンプスウイルス  3件
・感染性胃腸炎患者より
  塩釜管内 23週採取分 アデノウィルス41型 1件

咽頭結膜熱

 

2

23

1

 

 

 

13

39

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

14

8

3

7

10

 

22

65

感染性胃腸炎

23

41

4

4

16

16

13

135

252

水痘

12

16

10

 

11

16

6

53

124

手足口病

21

8

5

1

6

5

71

22

139

伝染性紅斑

 

3

1

 

1

9

 

22

36

突発性発疹

3

9

6

1

2

4

2

32

59

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

6

58

31

7

21

26

7

125

281

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

2

4

7

 

4

55

 

12

84

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

10

19

 

 

3

3

 

17

52

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

1

2

 

不明の発疹性疾患

1

1

 

 

 

 

 

4

6

 

[ウイルス分離状況] 6.20(第26週) 〜 7.1(第27週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

3

 

 

 

8

1

 

1

2