宮城県感染症発生動向調査情報(第 11 週)

宮城県【 平成17 年 3 月 23 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.3.14 〜 3.20 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

254

659

443

221

316

368

259

1783

4303

−全数報告疾病−
1類・2類・4類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
      大崎管内 男性1名 女性3名 女児1名
5類感染症:アメーバ赤痢 仙台管内 男性2名



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[腸管出血性大腸菌感染症]大崎管内での保育園児を中心とした集団感染事例(O26,VT1)で、第9週から計37名の感染者が報告されている。今後の動向に注意。

[インフルエンザ]先週より減少しているが、全管内で警報値を越えている。第7週から4週連続して、すべての都道府県においても警報レベルに達している。十分な注意が必要。

[感染性胃腸炎]7週連続して減少しているが、いまだ登米管内では警報レベルを越えている。引き続き注意が必要。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]石巻管内では8週連続して警報レベルを越えている。注意が必要。



【病原体検出情報】〜宮城県保健環境センター〜
・インフルエンザ患者より9週採取分
  気仙沼管内 B型2件
  栗原管内  B型2件
  大崎管内  B型3件
  塩釜管内     AH3(A香港)型、B型 各1件
  塩釜(岩沼)管内 AH3(A香港)型、B型 各2件
  仙南管内  B型1件

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

18

6

8

1

20

 

67

121

感染性胃腸炎

24

77

17

10

39

45

31

164

407

水痘

 

28

13

 

7

16

8

16

88

手足口病

 

2

1

 

 

4

5

4

16

 

伝染性紅斑

2

4

5

1

1

3

1

9

26

突発性発疹

2

7

2

 

1

6

3

14

35

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

2

5

 

1

3

8

1

4

24

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

4

 

1

7

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

3

 

 

 

3

 

2

9

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 3.7(第11週) 〜 3.18(第12週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

107

 

 

 

 

1

 

 

1