宮城県感染症発生動向調査情報(第 43 週)

宮城県【 平成17 年 11 月 2 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.10.24 〜 10.30 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−

1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
         仙台管内 女性1名 女児1名
4類感染症:報告なし
5類感染症:報告なし




−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−

[流行性耳下腺炎]
 第18週から警報継続中である石巻管内で倍増し、また、塩釜管内でも増加している。今後の動向に注意。

[RSウィルス感染症]
 仙台管内で増加している。今後の動向に注意。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

1

 

 

4

5

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

12

 

3

5

3

 

31

55

感染性胃腸炎

19

12

 

7

10

10

6

78

142

水痘

1

12

2

 

4

13

2

31

65

手足口病

 

17

 

1

 

1

 

13

32

伝染性紅斑

 

 

 

 

 

1

 

6

7

 

突発性発疹

2

7

3

 

2

2

5

21

42

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

2

1

 

 

 

1

 

4

8

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

2

24

1

 

2

51

 

18

98

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

2

 

 

36

38

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

6

10

1

4

6

4

1

9

41

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

1

1

 

 

 

 

 

5

7

 

[ウイルス分離状況] 10.17(第43週) 〜 10.28(第44週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

5

3

 

 

1

3

 

 

4

RSウイルスは乳幼児で流行中です。なかに喘息発作が重症化する症例もみられます。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)