宮城県感染症発生動向調査情報(第 41 週)

宮城県【 平成17 年 10 月 19 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.10.10 〜 10.16 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

2

 

2

 

−全数報告疾病−

1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:ウイルス性肝炎 仙台管内 女性1名
      アメーバ赤痢  仙台管内 男性1名




−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−

[流行性耳下腺炎]
 石巻管内で第18週から警報継続中である。今後の動向に注意。

[RSウィルス感染症]
 仙台管内で依然として多い。今後の動向に注意。

[マイコプラズマ肺炎]
 仙南、塩釜管内で多い。今後の動向に注意。




【病原体検出情報】
 パラインフルエンザウイルスやRSウイルスの検出が多くなっている (仙台医療センターウイルスセンター)

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

14

 

3

1

3

 

19

42

感染性胃腸炎

16

12

1

6

9

12

1

59

116

水痘

1

3

 

 

1

6

2

13

26

手足口病

1

10

 

 

1

1

4

8

25

伝染性紅斑

 

 

 

 

 

 

1

9

10

 

突発性発疹

2

7

7

 

2

9

2

10

39

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

3

 

4

7

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

9

2

1

 

36

 

10

59

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

2

 

2

4

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

20

20

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

6

11

1

 

1

 

 

19

38

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

2

 

 

2

 

 

1

5

 

[ウイルス分離状況] 10.3(第41週) 〜 10.14(第42週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

6

3

 

 

1

3

 

 

 

乳幼児においてパラインフルエンザウイルスによるクループ症候群、RSウイルスによる細気管支炎が増加しています。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)