宮城県感染症発生動向調査情報(第 1 週)

宮城県【 平成17 年 1 月 12 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.1.3 〜 1.9 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

18

4

 

8

19

 

23

72

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:報告なし



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[インフルエンザ]
 今週県内では報告数が激減している。全国的にみると過去5年間の同時期と比較して報告数は少ないが、引き続き注意が必要。

[感染性胃腸炎]
 登米管内では先週に引き続き警報値を超えている。石巻・気仙沼管内で新たに警報レベルに達した。全国的に集団発生が頻発しており、十分な注意が必要。

[水痘]
 気仙沼管内で警報値を超えている。大崎・登米・仙台管内で注意報値を超えた。注意が必要。



【病原体検出情報】 〜宮城県保健環境センター〜
 小児の感染性胃腸炎患者よりロタウイルス5件とノロウイルス3件を検出。
  塩釜管内 52週採取分 ノロウイルス2件
             ロタウイルス1件
       1週採取分 ノロウイルス1件
             ロタウイルス1件
  仙南管内 1週採取分 ロタウイルス2件
  登米管内 1週採取分 ロタウイルス1件

咽頭結膜熱

 

 

1

 

1

1

 

9

12

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

7

3

 

 

 

 

28

38

感染性胃腸炎

29

123

72

45

76

125

68

354

892

水痘

3

39

28

2

12

18

20

116

238

手足口病

1

2

 

1

2

3

 

11

20

伝染性紅斑

 

9

7

 

1

 

 

9

26

突発性発疹

7

8

4

2

3

2

3

19

48

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

8

 

 

2

2

 

11

23

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

3

 

 

 

 

 

 

3

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

1

 

 

3

4

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

5

1

 

 

 

1

2

9

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

3

4

 

[ウイルス分離状況] 12.27(第1週) 〜 1.7(第2週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV