宮城県感染症発生動向調査情報(第 2 週)

宮城県【 平成17 年 1 月 19 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.1.10 〜 1.16 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

17

 

1

5

12

1

43

79

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:アメーバ赤痢  塩釜管内 男性1名
      梅毒      仙台管内 男性1名


−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[感染性胃腸炎]
 登米・石巻・気仙沼管内では先週に引き続き警報値を超えている。栗原管内で新たに警報レベルに達した。十分な注意が必要。

[インフルエンザ]
 先週と同程度の報告数だが、仙台管内で倍増している。引き続き注意が必要。

[水痘]
 気仙沼管内で警報値を超えている。石巻管内で再び注意報値を超えた。注意が必要。


【病原体検出情報】〜宮城県保健環境センター〜
インフルエンザ患者より
 塩釜(岩沼)管内 53週採取分 AH1(Aソ連型)1件
 塩釜管内 1、2週採取分  AH1(Aソ連型)2件
               AH3(A香港型)1件
胃腸炎患者より
 塩釜管内  1、2週採取分 ロタウイルス   3件
               ノロウイルス(G2) 2件
 仙南管内  2週採取分   ロタウイルス   2件
               ノロウイルス(G2) 2件
 気仙沼管内 2週採取分   ロタウイルス   2件
               ノロウイルス(G2) 2件

咽頭結膜熱

1

5

 

 

 

 

 

4

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

11

6

3

1

4

2

29

57

感染性胃腸炎

44

180

68

61

84

149

81

558

1225

水痘

13

36

19

 

9

36

16

54

183

手足口病

1

 

 

1

1

 

1

1

5

 

伝染性紅斑

2

13

3

 

 

4

 

27

49

突発性発疹

3

13

4

1

4

4

3

29

61

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

11

1

 

3

1

 

7

23

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

1

1

 

 

1

1

4

10

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 1.3(第2週) 〜 1.14(第3週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

9

 

1

 

 

4