宮城県感染症発生動向調査情報(第 36 週)

宮城県【 平成16 年 9 月 8 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.8.30 〜 9.5 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
1類・2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
  塩釜管内 男児2名
  栗原管内 男児1名
  登米管内 女児2名
  仙台管内 男児2名 女児1名
4類感染症:レジオネラ症 仙台管内 男性1名
5類感染症:髄膜炎菌性髄膜炎 栗原管内 女性1名
      梅毒       登米管内 男性1名
               仙台管内 男性1名

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[腸管出血性大腸菌感染症]
 今週も8件の報告があり、依然報告数の多い状態が続いている。例年、初秋にも報告がみられるので、今後も一層の注意が必要。

[感染性胃腸炎]
 塩釜・登米・石巻・気仙沼管内で急増した。今後の動向に注意。

[ヘルパンギーナ]
 今週大幅に減少した。全国でも第30週から減少している。栗原管内では警報発令中。もうしばらく注意が必要。

[手足口病]
 3週連続して増加し、大崎管内で警報発令中。今後の動向に注意。

[水痘]
 仙台管内で急増した。今後の動向に注意。

【病原体情報】〜宮城県保健環境センター検査〜
 検出なし

咽頭結膜熱

2

1

6

1

1

 

 

 

11

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

18

 

1

 

3

1

14

38

感染性胃腸炎

6

22

6

9

19

23

15

70

170

水痘

1

1

3

4

5

2

1

21

38

手足口病

 

3

29

 

5

1

 

13

51

伝染性紅斑

1

7

 

1

 

2

 

13

24

突発性発疹

2

5

8

2

3

8

3

22

53

百日咳

1

 

 

1

 

 

 

 

2

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

ヘルパンギーナ

 

21

7

6

4

7

11

16

72

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

2

 

1

4

3

2

18

31

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

4

5

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

4

 

 

 

 

 

6

11

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 8.23(第35週) 〜 9.3(第36週) 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

2

2