宮城県感染症発生動向調査情報(第 29 週)

宮城県【 平成16 年 7 月 21 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.7.12 〜 7.18 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−1類・2類・5類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
  仙南管内 男児3名 女児1名 塩釜管内 男児1名
  大崎管内 男性1名    気仙沼管内 男児1名
4類感染症:レジオネラ症 塩釜管内 男性1名  
−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[腸管出血性大腸菌感染症]第28週は3件、今週は7件の報告があり、前年度と比較し報告数が多くなっている。昨年は第32〜38週に多く報告されており、今後増加することが予想される。十分な注意が必要。
[咽頭結膜熱]過去10年間の当該週と比較し、6週連続して最高値を示した。大崎管内で警報発令中、登米・仙台両管内でも警報が発令された。十分な注意が必要。
[ヘルパンギーナ]全国の定点当たり報告数は、第20週から増加が続いた後、 第26週は微減したが、第27週は再び増加した。県内では6週連続して増加している。今後の動向に注意。
[流行性耳下腺炎]登米管内で警報発令中。今後の動向に注意。
【病原体情報】〜仙台医療センターウイルスセンター検査〜
 パラインフルエンザウイルス(3件/1件)、RSウイルス(0件/1件)
 アデノウイルス    (5件/2件)、エンテロウイルス(2件/2件)
 単純 ヘルペスウイルス(1件/1件)(27週採取分/28週採取分)

<<STD 発生動向調査情報(月報) 6月>>
 宮城県【平成16年 7月20日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         30  42
性器ヘルペスウイルス感染症       4  16
尖圭コンジローマ           17   9
淋菌感染症              39   3
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  20  19
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症      6   7
薬剤耐性緑膿菌感染症          1   1

咽頭結膜熱

 

3

15

1

7

2

 

28

56

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

38

4

 

1

6

 

45

96

感染性胃腸炎

5

37

7

11

16

17

 

176

269

水痘

3

17

13

2

8

9

 

40

92

手足口病

 

5

2

 

 

 

 

 

7

 

伝染性紅斑

3

12

 

4

1

4

 

22

46

突発性発疹

1

13

6

1

4

9

 

30

64

百日咳

 

1

 

1

 

 

 

 

2

 

風疹

 

 

 

 

 

1

 

1

2

 

ヘルパンギーナ

 

30

13

2

6

32

 

124

207

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

3

 

2

8

1

 

22

36

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

1

3

 

RSウイルス感染症

 

2

 

 

 

 

 

 

2

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

6

1

 

 

 

 

1

12

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

[ウイルス分離状況] 7.5 〜 7.16 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

1

1

 

 

2

3

 

2