宮城県感染症発生動向調査情報(第 23 週)

宮城県【 平成16 年 6 月 9 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.5.31 〜 6.6 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

7

 

1

 

8

 

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類・5類感染症:報告なし



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[水痘]
 大崎管内では警報が、登米管内では注意報が発令中。過去5年間、第20〜30週に1つのピークがある。注意が必要。

[咽頭結膜熱]
 4週連続して増加中、特に警報発令中の大崎管内では倍増。注意が必要。

[マイコプラズマ肺炎]
 全国的にも増加傾向にあり、宮城県では依然として塩釜管内からの報告が多い。仙台管内では小児科からの報告が急増した。今後の動向に注意。

[伝染性紅斑]
 仙南管内では警報が発令中。今後の動向に注意。

[流行性耳下腺炎]
 登米管内で注意報が発令された。今後の動向に注意が必要。



【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜
 ・検出なし

咽頭結膜熱

 

4

28

1

 

 

 

3

36

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

11

31

10

2

13

3

1

102

173

感染性胃腸炎

13

58

5

7

10

27

26

162

308

水痘

4

26

20

2

17

15

4

95

183

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

伝染性紅斑

9

5

6

 

 

9

 

23

52

突発性発疹

3

15

8

4

2

8

5

19

64

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

3

 

 

 

 

 

 

 

3

 

ヘルパンギーナ

 

7

 

 

1

 

 

1

9

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

3

1

 

10

 

 

10

25

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

18

 

 

1

 

 

12

32

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

3

 

 

 

 

 

 

 

3

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

9

10

 

[ウイルス分離状況] 5.31 〜 6.4 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

7

 

 

 

5

 

 

1

1