宮城県感染症発生動向調査情報(第 21 週)

宮城県【 平成16 年 5 月 26 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.5.17 〜 5.23 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

7

 

 

4

11

 

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:梅毒 仙台管内 男性1名


−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[水痘]
 大崎管内では警報が発令中、石巻管内では注意報が発令された。流行期に入り注意が必要。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 全国的には減少しているが、宮城県では例年と比較して報告数が多く、特に塩釜・登米管内では警報が発令中。今後も引続き注意が必要。

[伝染性紅斑]
 仙南・石巻管内で警報が発令された。注意が必要。

[咽頭結膜熱]
 全国では過去5年間の同時期に比較してかなり多く、大崎管内では警報が発令中。今後の動向に注意。

[流行性耳下腺炎]
 登米管内で警報が発令中。今後の動向に注意。

[マイコプラズマ肺炎]
 塩釜管内からの報告が多い。今後の動向に注意。


【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜
 感染性胃腸炎患者よりノロウイルスGU型、3件を検出
  ・塩釜管内 19週 1件
        20週 1件
  ・仙南管内 21週 1件

咽頭結膜熱

 

2

9

1

 

 

 

2

14

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

4

51

16

3

15

7

 

94

190

感染性胃腸炎

15

87

15

11

22

37

9

250

446

水痘

5

13

22

2

8

33

5

70

158

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

伝染性紅斑

15

5

7

3

3

13

3

23

72

突発性発疹

2

9

9

3

2

7

3

19

54

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

風疹

1

 

 

 

 

 

 

2

3

 

ヘルパンギーナ

 

8

 

 

 

 

 

 

8

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

 

1

 

13

 

2

14

30

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

1

2

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

18

1

 

 

 

 

3

24

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

8

9

 

[ウイルス分離状況] 5.17 〜 5.21 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

 

 

 

 

3

 

 

3

4