宮城県感染症発生動向調査情報(第 15 週)

宮城県【 平成16 年 4 月 14 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.4.5 〜 4.11 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

2

 

 

 

 

11

19

32

−全数報告疾病−

1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:急性ウイルス性肝炎 仙台管内 男性1名




−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 仙台管内で増加、引き続き注意が必要。

[伝染性紅斑]
 県全体で増加傾向にあり、特に栗原管内では、再度警報の基準値に達した。今後の動向に注意が必要。

[風疹]
 限られた管内でのみ報告があるが、流行期に向かい注意が必要。

[無菌性髄膜炎]
 本情報上では2003年には報告がなかった。仙台管内で先週に続き報告があり、今後の動向に注意が必要。




【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜
・塩釜管内、15週の感染性胃腸炎患者より
 ノロウイルス(GU型)1件
 ロタウイルス     1件 を検出。

咽頭結膜熱

 

 

 

2

 

 

 

3

5

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

30

3

6

6

6

1

135

190

感染性胃腸炎

19

65

10

19

20

25

19

156

333

水痘

3

16

23

10

1

10

4

52

119

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

伝染性紅斑

2

9

3

6

2

1

 

12

35

突発性発疹

3

10

5

1

1

5

3

29

57

百日咳

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

ヘルパンギーナ

1

 

1

 

 

2

 

 

4

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

3

1

 

13

3

 

5

25

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

マイコプラズマ肺炎

1

6

 

 

 

 

1

1

9

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

3

 

 

 

 

 

 

 

3

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 4.5 〜 4.9 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

3

1

1

 

 

4

 

 

2