宮城県感染症発生動向調査情報(第 13 週)

宮城県【 平成16 年 3 月 31 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.3.22 〜 3.28 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

9

 

2

2

2

19

40

74

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・5類感染症:報告なし
4類感染症:A型肝炎 仙台管内 女性1名



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[感染性胃腸炎]
 保健所管内で週毎に増減はあるが、県全体では過去数週間とほぼ同等の報告数である。なお注意が必要。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 第10週をピークに減少傾向にあるが依然として報告数は多く、引き続き十分に注意が必要。

[風疹]
 仙台管内に加えて塩釜管内でも報告された。流行期に向かい今後の動向に注意。



【病原体情報】  
〜宮城県保健環境センター検査〜
・ インフルエンザウイルスA香港(H3)型9件を検出。
   気仙沼管内     5週 3件
   塩釜管内      6週 1件
            7週 1件
   塩釜(岩沼支所)管内 6週 1件
   栗原管内      9週 1件
         11週 1件
   登米管内      9週 1件

〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
・アデノウイルスが本年第2週から引き続き多く分離されています。

咽頭結膜熱

2

1

 

 

 

 

 

10

13

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

58

7

3

18

17

 

133

238

感染性胃腸炎

23

96

10

35

21

55

34

229

503

水痘

 

20

11

8

4

11

5

66

125

手足口病

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

伝染性紅斑

3

11

2

6

1

5

 

13

41

突発性発疹

1

11

9

1

3

10

6

22

63

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

1

 

 

 

 

 

7

8

 

ヘルパンギーナ

 

 

1

 

 

 

 

1

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性耳下腺炎

 

4

1

1

6

2

2

12

28

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

3

4

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

10

1

 

2

1

 

5

22

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

[ウイルス分離状況] 3.22 〜 3.26 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

2

2

 

 

9

 

1

1