宮城県感染症発生動向調査情報(第 41 週)

宮城県【 平成16 年 10 月 13 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.10.4 〜 10.10 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
1類・2類・4類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       大崎管内 女性1名
       栗原管内 男児1名
       登米管内 女性1名 男児2名 女児3名
       仙台管内 女性1名
5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病
       塩釜管内 男性1名
      急性ウイルス性肝炎(B型)
       仙台管内 女性2名



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[腸管出血性大腸菌感染症]
 全国の第39週の報告数は67例で、引き続き減少しているが、そのうち宮城県の報告(8件)が最も多かった。今週の報告数は9件で依然として多い。今後も注意が必要。

[ヘルパンギーナ]
 警報発令中の登米管内では、再び報告数が増加した。さらに仙台管内でも急増している。注意が必要。

[手足口病]
 警報発令中の大崎管内に加えて、栗原・石巻管内でも増加している。注意が必要。

[流行性耳下腺炎]
 塩釜・仙台管内で急増した。今後の動向に注意。



【病原体情報】〜宮城県保健環境センター検査〜
 検出なし

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

1

 

1

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

13

5

 

 

3

 

31

52

感染性胃腸炎

20

26

 

6

6

14

16

74

162

水痘

 

9

2

2

3

2

1

21

40

手足口病

 

25

43

6

4

13

 

19

110

伝染性紅斑

 

2

3

 

 

1

 

1

7

 

突発性発疹

2

8

 

1

1

4

4

23

43

百日咳

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

3

11

2

3

22

1

6

44

92

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

11

 

1

1

1

 

19

34

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

 

1

1

 

 

 

 

 

2

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

11

 

 

 

 

 

4

15

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

5

6

 

[ウイルス分離状況] 9.27(第40週) 〜 10.8(第41週) 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

4

 

 

1

1

 

2