宮城県感染症発生動向調査情報(第 35 週)

宮城県【 平成15 年 9 月 3 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2003.8.25 〜 8.31 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全数報告疾病
1類感染症:報告なし
2類感染症:腸チフス 塩釜地区 男性1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
     仙台地区 女性1名:男性1名
4類感染症:アメーバ赤痢 仙台地区 男性1名
   梅毒 仙台地区 男性1名


  −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[ヘルパンギーナ]石巻、気仙沼地区を除き流行発生警報が解除された。両地区でも減少傾向だが引き続き注意が必要。

[咽頭結膜熱]塩釜地区は第22週より継続して流行発生警報の基準値[1.0(0.1)]を超えており今後も動向に注意。

[伝染性紅斑]石巻地区の報告数は第34週よりわずかに減少したが、第25週から流行発生警報の基準値[2.0(1.0)]を超えている。引き続き注意が必要。

[突発性発疹]年間を通じて週の報告数の増減は激しい疾患であるが、第34週より県全体で第3位となった。今後の動向に注意。

【病原体情報】
〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
 ・パラインフルエンザウイルス1件
 ・RSウイルス1件
 ・麻疹ウイルス1件

咽頭結膜熱

 

3

1

 

 

 

 

11

15

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

9

1

2

3

 

 

10

28

感染性胃腸炎

9

23

2

7

11

14

4

67

137

水痘

 

12

2

6

6

3

6

13

48

手足口病

3

9

7

 

3

3

16

39

80

伝染性紅斑

3

5

1

1

 

18

 

10

38

突発性発疹

7

10

13

1

1

7

3

41

83

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

12

10

6

4

 

24

15

37

108

麻疹

 

2

 

 

 

 

 

1

3

 

流行性耳下腺炎

3

2

2

8

6

 

 

14

35

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

4

 

3

8

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

2

 

 

 

 

 

7

12

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

1

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

1

 

 

 

 

 

 

9

10

 

[ウイルス分離状況] 8.25 〜 8.29 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

1

1

 

1