宮城県感染症発生動向調査情報(第 25 週)

宮城県【 平成15 年 6 月 25 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2003.6.16 〜 6.22 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全数報告疾病 1類・2類・3類・4類感染症:報告なし

  −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[ヘルパンギーナ] 塩釜地区、大崎地区で急増し、流行発生警報の基準値を超えた。過去のデータでは30週前後が流行のピークであり、今後2ヶ月程度は注意が必要。
[水痘] 栗原地区で定点当たり報告数が24週(2.0)から増加。大崎地区でもわずかに増加している。県全体で報告があり、今後の動向に注意。
[突発性発疹] 県全体では大きな変動はないが大崎地区で定点当たり報告数が24週(0.40)から急増。仙南地区でも増えており、今後の動向に注意。
[マイコプラズマ肺炎] 塩釜地区は引き続き、拡張疾病を含め報告があり、さらに注意が必要。
【病原体情報】 〜保健環境センター〜
 先週に引き続き、第23・24週の大崎保健所管内の麻疹患者より3件(小児2件、成人1件)の麻疹ウイルス検出。遺伝子型はすべてH1型。
〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
 ・パラインフルエンザウイルス1件
 ・麻疹ウイルス5件
 ・アデノウイルス2件
 ・単純ヘルペスウイルス1件  分離。

<<STD 発生動向調査情報(月報) 5月>>
 宮城県【平成15年 6月14日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         45  50
性器ヘルペスウイルス感染症       4  19
尖形コンジローム           15   7
淋菌感染症              47  17
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  35   8
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     25   9
薬剤耐性緑膿菌感染症          2   0

咽頭結膜熱

 

4

 

 

 

 

 

2

6

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

30

3

3

14

7

 

29

87

感染性胃腸炎

24

80

7

26

15

28

20

173

373

水痘

11

10

17

12

5

5

2

29

91

手足口病

3

10

12

 

4

3

1

16

49

伝染性紅斑

1

5

1

 

3

15

 

13

38

突発性発疹

8

8

13

1

 

7

6

35

78

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

7

81

32

8

2

9

3

39

181

麻疹

 

8

3

 

 

 

1

1

13

 

流行性耳下腺炎

6

7

3

4

1

1

6

40

68

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

3

 

 

4

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

27

 

 

 

 

 

3

33

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

2

 

 

 

 

 

4

6

 

[ウイルス分離状況] 6.16 〜 6.20 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

1

 

 

5

2

 

 

1