宮城県感染症発生動向調査情報(第 20 週)

宮城県【 平成15 年 5 月 22 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2003.5.12 〜 5.18 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

全数報告疾病
1類・2類・3類・4類:報告なし。

  −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[麻疹]
 先週に比較して大崎地区で定点あたりの報告数が、急増した。今後の動向に要注意。
[感染性胃腸炎]
 定点当たり報告数は大崎地区、石巻地区を除き県内全体で増加傾向にある。
[マイコプラズマ肺炎]
 塩釜地区では第6週より継続して報告があり、仙南地区、登米地区、仙台地区からも報告されている。全国でも県内の報告数は多く、今後の動向に注意。
[突発性発疹]
 石巻地区の定点当たり報告数は、先週(0.67)と同じであったが、他の7地区では増加傾向を示した。特に大崎地区では0.60から1.60に増加した。今後の動向に注意。

【病原体情報】〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
・インフルエンザウイルスの検出状況2件(未解析2件)
・麻疹ウイルス3件検出。


<<STD 発生動向調査情報(月報) 4月>>
 宮城県【平成15年 5月15日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         43  70
性器ヘルペスウイルス感染症       5  12
尖形コンジローム           11   5
淋菌感染症              56   7
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  34  27
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     21  14
薬剤耐性緑膿菌感染症          1   1

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

9

6

5

11

4

 

49

85

感染性胃腸炎

30

91

19

23

13

22

36

144

378

水痘

7

11

22

3

12

7

4

42

108

手足口病

1

5

4

1

6

4

 

1

22

 

伝染性紅斑

1

1

3

 

 

4

3

3

15

 

突発性発疹

7

7

8

3

4

4

4

28

65

百日咳

 

2

 

 

 

 

 

1

3

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

2

 

 

 

2

2

6

 

麻疹

 

 

20

 

2

 

 

5

27

流行性耳下腺炎

3

12

 

6

5

2

3

34

65

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

3

 

1

4

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

12

 

 

3

 

 

5

23

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

[ウイルス分離状況] 5.12 〜 5.16 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

2

4

 

 

3

2

1

 

 

1