宮城県感染症発生動向調査情報(第 43 週)

宮城県【 平成15 年 10 月 29 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2003.10.20 〜 10.26 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全数報告疾病
1類・2類・4類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
      仙台地区 男性2名


  −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[感染性胃腸炎]
 栗原、登米地区がわずかに減少したが、県全体では増加傾向にある。特に塩釜地区で急増している。今後の動向に注意。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 引き続き県全体では増加傾向にある。今後の動向に注意。

[マイコプラズマ肺炎]
 小児に加え成人での報告数も多くなっており、今後約2ヶ月程度は流行時期であり十分な注意が必要。

[水痘]
 気仙沼地区を除き県全体で増加している。特に仙南地区で増加(1.20→3.80)。過去のデータでは第52週まで報告数が増加している。今後も注意が必要。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

7

27

6

1

4

4

2

31

82

感染性胃腸炎

6

37

3

5

10

23

12

84

180

水痘

19

15

2

9

5

5

 

17

72

手足口病

4

16

3

12

 

23

8

39

105

伝染性紅斑

3

 

7

2

1

2

 

6

21

突発性発疹

2

10

3

1

4

6

11

19

56

百日咳

 

 

 

 

 

 

1

 

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

2

2

 

 

2

 

3

9

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

2

5

 

 

3

 

1

14

25

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

50

 

 

5

4

1

 

63

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

1

 

 

1

 

1

 

 

3

 

[ウイルス分離状況] 10.20 〜 10.24 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

2

1

 

 

 

1

 

1