宮城県感染症発生動向調査情報(第 15 週)

宮城県【 平成14 年 4 月 18 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2002.4.8 〜 4.14 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

7

32

3

 

9

3

12

55

121

      −今週の全数報告疾病−
1類感染症:報告なし。
2類感染症:報告なし。
3類感染症:報告なし。
4類感染症:急性ウイルス性肝炎(A型)4件(すべて仙台市内。ただし13週、14週の追加報告各1件を含む)今年累積17例報告(A型肝炎:12例。B型肝炎:5例)
《A型肝炎》
 経口感染で、上水道汚染、汚染食品、貝類の生食が関連している。症状は、発熱、倦怠感、食欲低下、悪心・嘔吐、下痢、右季助部痛、尿の濃染。
   -宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[インフルエンザ]
 定点報告数は、先週(第14週)3.33からさらに減少した。先週に引き続き宮城県内(仙台市を含む)で警報、注意報の発令はなく、インフルエンザは終息しつつある。しかし、病原体情報のとおりB型の割合が増加する傾向にある。
[感染性胃腸炎]
 第6週(2.4〜2.10)の定点報告数18.51をピークに減少傾向。しかし、仙台市を除く県内の定点報告数は、塩釜、栗原、登米、石巻、気仙沼地区が仙南地区及び大崎地区にくらべ高い状況が続いている。
[百日咳]
 昨年第42週(10.15〜10.21)以来の定点報告。今後の動向に注意が必要。
[麻疹]
 大崎地区は、第11週(3.11〜3.17)から連続して定点報告があるが、今週は、先週(0.20)に比べ増加。今後の動向に注意。第1週からの累計で39名(仙南:1、塩釜:1、大崎:20、栗原:1、登米:1、石巻:5、仙台:10)。
【病原体情報】
 国立仙台病院ウイルスセンターのインフルエンザウイルス検出状況は、44件で、Aソ連型-0、A香港型-2、B型-17、C型-1、未解析-24。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

16

1

5

1

1

1

20

45

感染性胃腸炎

17

74

11

13

34

63

41

100

353

水痘

3

5

11

4

4

22

2

28

79

手足口病

 

 

 

1

2

 

 

4

7

 

伝染性紅斑

1

7

 

1

2

13

 

10

34

突発性発疹

4

7

4

4

 

7

11

23

60

百日咳

 

2

 

 

 

 

 

 

2

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

麻疹

 

1

11

 

6

 

 

 

18

 

流行性耳下腺炎

6

18

27

15

6

40

3

31

146

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

2

 

 

 

 

6

8

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

5

1

 

 

 

2

 

 

8

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

1

 

2

3

 

[ウイルス分離状況] 4.8 〜 4.12 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

44

 

3

 

 

1

1

1

 

2

4月に入っても小学生を主にB型インフルエンザの流行がみられます。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)