宮城県感染症発生動向調査情報(第 50 週)

宮城県【 平成14 年 12 月 19 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2002.12.9 〜 12.15 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

2

 

 

 

5

 

25

32

−今週の全数報告疾病−
 1・2・3・4類感染症:報告なし。

   −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[感染性胃腸炎]増加傾向続く。栗原、気仙沼の2地区(先週)に加え、今シーズン初めて登米地区が定点報告数20(警報発令基準)を超えた。今後の動向に注意。 〈全国〉
○第49週で定点報告数20を超えているのは静岡県(22.93)。10を超えているのは、32都道府県。北海道・東北6県では、15.57(山形県)、13.75(宮城県)11.11(秋田県)、10.82(岩手県)が10を超えている。
○病原体に関しては、今シーズンは以前に比べて、ノーウォ−ク様ウイルス(SRSV)、ロタウイルスともに数週間早く検出。報告数としては、ノーウォ−ク様ウイルス(SRSV)が多い。(IDWR2002年第48週)
[水痘]先週(2.86)に比べ減少。
[流行性耳下腺炎]先週(1.83)に比べ減少。しかし、仙南地区が、他の地区に比べ高い。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]先週(1.81)に比べ減少。
[インフルエンザ]先週(0.21)に比べ増加。石巻地区は、47週から連続して報告有り。今後の動向に注意。
[麻疹]気仙沼地区で1件報告。1週からの累積178件。内訳(仙南;4件、塩釜;13件、大崎;54件、栗原;1件、登米;7件、石巻;19件、気仙沼;32件、仙台市;48件)

〈病原体情報〉
〜宮城県保健環境センター検査〜
 ・49週塩釜管内感染性胃腸炎患者からノーウォ−ク様ウイルス(SRSV)3件検出。
 ・49週塩釜管内急性上気道炎患者からA群溶血性レンサ球菌(T13)1件検出。
 ・49週及び50週石巻管内インフルエンザ患者からインフルエンザウイルスAH3(香港)型3件検出。
〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
  インフルエンザウイルスAH3(香港)型1件検出。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

27

6

3

2

6

 

47

92

感染性胃腸炎

93

59

18

72

78

74

114

312

820

水痘

2

14

16

 

6

4

16

82

140

手足口病

 

1

6

 

5

5

5

14

36

伝染性紅斑

2

2

 

 

2

4

5

3

18

突発性発疹

3

3

3

1

2

5

1

22

40

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

 

1

 

 

 

1

 

 

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

1

 

1

 

流行性耳下腺炎

29

4

2

14

11

1

 

24

85

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

1

 

 

1

 

1

3

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

7

1

 

 

2

5

 

8

23

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 12.9 〜 12.13 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

2

3

2

2

 

2

 

1

 

 

今週から仙台でインフルエンザ(A香港型)の流行が始まりそうです。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)