宮城県感染症発生動向調査情報(第 45 週)

宮城県【 平成14 年 11 月 14 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2002.11.4 〜 11.10 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

−今週の全数報告疾病−
1類・2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌3件(大崎管内、O-157
VT-2、母親及び男女子ども)
4類感染症:急性ウイルス性肝炎1件(仙台市内、C型、女)

   -宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[感染性胃腸炎]
 定点報告数は先週とほぼ同じ。今後の動向に注意。
 <全国>
 本症の定点報告数は引き続き増加しており、過去5年間の同時期に比べるとかなり多い。都道府県別では、定点報告数が10を超えた県が佐賀県、宮崎県、大分県、山口県、鹿児島県の5県になった。  
[水痘] 先週(1.02)に比べ増加。2000年は37週、昨年は39週から年末にかけて上昇。今後の動向に注意。
[流行性耳下腺炎]
 先週(1.44)に比べ増加。本年は、昨年に比べ高く推移。
年末にかけて上昇。今後の推移に注目。
[手足口病] 
先週(1.53)に比べ減少。例年年末にかけて減少。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 先週(0.83)に比べ減少。本年は例年に比べ、低く推移している。しかし、例年は30週前半を底に年末にかけて上昇。
今後の動向に注意。

 〜〜病原体情報(宮城県保健環境センター検査)〜〜
 西日本で、無菌性随膜炎を主徴とする患者から第30週をピークに流行したエコーウイルス13型が宮城県保健環境センターの検査で検出された(第44週)。このウイルスの主症状は、発熱、上気道炎であるが、エコーウイルス13型は、西日本で無菌性随膜炎を主徴とする患者から採ていたが、今回はかぜ様症状患者から検出した。これらの患者の主症状は、発熱、上気道炎、頭痛であった。東北地方でも散発事例が見られるが、県内においても流行が示唆された。この時期のかぜ様症状の原因にこのウイルスも一因と考えられる。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

1

 

6

7

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

10

3

 

4

3

 

12

32

感染性胃腸炎

11

60

10

24

28

26

11

106

276

水痘

10

14

5

 

5

9

11

54

108

手足口病

3

 

5

1

2

9

3

10

33

伝染性紅斑

2

 

 

1

5

 

12

2

22

突発性発疹

3

3

5

3

2

5

7

22

50

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

2

 

 

2

2

2

3

11

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

17

10

2

3

8

3

 

47

90

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

4

6

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

1

 

1

2

4

 

4

14

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 11.5 〜 11.8 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

2

1

1

 

2

4

1

1