宮城県感染症発生動向調査情報(第 37 週)

宮城県【 平成13 年 9 月 26 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2001.9.10 〜 9.16 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
 1類感染症の報告はない。2類感染症の細菌性赤痢が
仙台市で1件報告されている。3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症が仙南及び栗原管内2件、塩釜管内1件、仙台市で各1件報告されている。
 4類感染症の急性ウイルス性肝炎が仙台市で2件報告されている。

-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[手足口病]
 先週に引き続き、大崎管内ではやや患者が多発。
[感染性胃腸炎]
 県内全体では患者がやや増加傾向。

【病原体情報】
 散発事例の腸管出血性大腸菌感染症患者から、O26(栗原1件)、O157(大崎1件、仙南2件)を検出。

《お知らせ》
 コンピュータウイルスNimdaへの対策のため、第37週報の発行が遅れました。

≪国立感染症研究所ホームページ要約≫
 −8月27日〜9月2日の第35週報−
○腸管出血性大腸菌感染症流行状況
 2001年には早期から複数のO157感染症が広域発生した影響で、昨年に比べ患者報告数が早い時期から多くみられている。第35週の報告数は218で、都道府県別では埼玉県35例、東京都27例、長野県22例などの報告が多い。
 第35週時点での本年の累積報告数は3,311であり、都道府県別では千葉県338例、大阪府273例、東京都259例などでの報告が多い。本年度の累積報告数を5才刻みの年齢階級別にみると、0〜4才706例、5〜9才466例、10〜14才296例の順であるが、他の年齢層でも一定の割合で発生が見られる。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

1

 

 

3

4

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

6

2

1

1

5

 

22

39

感染性胃腸炎

8

37

2

12

9

31

 

54

153

水痘

1

2

1

2

2

10

 

12

30

手足口病

 

12

19

 

 

5

7

26

69

伝染性紅斑

1

3

 

3

7

 

1

6

21

突発性発疹

2

10

5

1

3

8

4

27

60

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

2

3

4

9

1

19

2

21

61

麻疹

 

1

 

 

 

3

 

 

4

 

流行性耳下腺炎

 

7

5

8

4

5

 

9

38

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

1

 

 

1

 

4

6

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

6

6

 

1

4

 

 

3

20

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

5

6

 

[ウイルス分離状況] 9.10 〜 9.14 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

 

 

1

 

1

1