宮城県感染症発生動向調査情報(第 29 週)

宮城県【 平成13 年 7 月 27 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2001.7.16 〜 7.22 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

−全数報告疾病−
 1〜3類感染症の報告はない。4類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症が栗原管内で1件、クロイツフェルト・ヤコブ病が仙台市で1件報告されている。

-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[ヘルパンギーナ]
 先週に引き続き、塩釜(岩沼支所)管内で、定点当たり報告数25.3、太白区の22.0と多発。県内全体でも増加中
[水痘]
 県内全体でやや多発。
[伝染性紅斑]
 気仙沼管内では第12週から高いレベルで推移。
[手足口病]
 県内全体でやや多発傾向。
[流行性耳下腺炎]
 石巻管内では定点当たり報告数7.17と多発。
[麻疹]
 登米・石巻で患者発生。

≪国立感染症研究所ホームページより≫
 −7月2日〜7月8日の第27週報−
 流行性耳下腺炎は、最近10年間の同時期と比較して最大の定点あたり報告数が続いており、都道府県別では石川県6.2、福井県4.8、佐賀県4.3などの報告がある。咽頭結膜熱は、最近10年間の同時期と比較して最大の定点当たり報告数が2000年の第41週から続いており、夏の本格なシーズンに向けて増加中である。麻疹、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑などの定点当たり報告数は、最近5年間の同時期と比較してやや多くなっている

咽頭結膜熱

1

1

 

 

 

 

 

8

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

3

6

5

3

3

1

18

39

感染性胃腸炎

11

60

6

11

14

21

11

73

207

水痘

11

15

10

 

4

38

18

36

132

手足口病

1

16

1

 

4

7

3

58

90

伝染性紅斑

 

6

 

2

5

5

15

22

55

突発性発疹

12

4

15

1

3

12

8

27

82

百日咳

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

ヘルパンギーナ

27

121

33

40

33

63

27

308

652

麻疹

 

 

 

 

3

4

 

14

21

 

流行性耳下腺炎

1

5

13

4

5

43

 

11

82

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

2

3

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

2

 

 

2

 

 

4

12

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

1

1

 

 

 

 

 

9

11

 

[ウイルス分離状況] 7.16 〜 7.19 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

 

3

2

 

 

2