宮城県感染症発生動向調査情報(第 25 週)

宮城県【 平成13 年 6 月 29 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2001.6.18 〜 6.24 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

1

 

 

 

 

2

 

3

 

−全数報告疾病−
 1類及び2類感染症の報告はない。3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症(O111)が仙台市で1件、ウイルス性肝炎が仙台市2件(A型1件、B型1件)で報告されている。

-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[水痘]
 気仙沼管内では増加傾向。石巻管内でもやや多発。
[麻疹]
 石巻管内では依然として患者は多発。大崎管内ではやや減少。
[伝染性紅斑]
 依然として気仙沼管内の定点当り患者報告数は高いレベルで推移。若林区及び登米管内でもやや多発傾向。
[マイコプラズマ肺炎]
 先週に引き続き、仙南管内の定点当り報告数は8.0と多発。

【お知らせ】
 この度、宮城県保健環境センターのインターネットホームページを開設しました。ここでは1994年から今週までの感染症発生動向調査情報をリアルタイムで掲載しています。県内の保健所別の週ごとの患者発生状況や年別の県内全体の患者発生の動向を疾病別にグラフや表でみることができます。これらの情報が、県民皆様の感染症予防対策や医療関係者の方々の参考なるよう、内容を段階的に充実していきたいと考えております。

http://www.pref.miyagi.jp/hokan-cnt/

咽頭結膜熱

1

 

 

 

2

 

 

5

8

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

20

3

5

5

8

 

71

112

感染性胃腸炎

18

52

4

41

45

27

7

139

333

水痘

16

18

11

9

5

32

27

68

186

手足口病

 

2

 

 

 

 

 

9

11

 

伝染性紅斑

 

19

4

4

12

11

15

36

101

突発性発疹

5

17

7

3

3

7

11

26

79

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

4

23

1

6

13

4

4

22

77

麻疹

 

 

2

1

 

7

 

1

11

 

流行性耳下腺炎

1

10

10

4

4

15

 

17

61

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

8

4

 

 

1

1

 

1

15

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

2

 

 

7

9

 

[ウイルス分離状況] 6.18 〜 6.22 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

1

 

 

 

 

6

 

 

1