宮城県感染症発生動向調査情報(第 33 週)

宮城県【 平成12 年 8 月 25 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2000.8.14 〜 8.20 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
1類、2類、4類感染症の報告はない。3類の腸管出血性大腸菌感染症が仙南・登米・栗原管内で各1件、仙台市で3件報告されている。

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[ヘルパンギーナ]
先週に引き続き気仙沼管内でやや多発しているが、県内全体で4週間連続し患者数は減少傾向。
[麻疹]
石巻管内で3週間続けて散発。

[病原体情報]
仙南管内で発生した散発事例の腸管出血性感染症患者からO157、登米及び栗原管内で発生した各々1事例の患者からO26が検出。

(国立感染症研究所ホームページ )
−7月31日〜8月6日の第31週報−
咽頭結膜熱は例年の同時期にくらべ定点当たり報告数はかなり多くなっているが前週より減少し、過去10年間と比較すると1991年の流行に次ぎ2番目に大きな流行となっている。特に定点当たり報告数が多くなっているのは、和歌山県(3.6)、香川県(2.6)である。麻疹の報告数は依然大阪で多い。流行性耳下腺炎は熊本県で定点当たり報告数3.3の報告がある。流行性角結膜炎は沖縄県、奈良県、愛媛県、東京都、茨城県、徳島県、高知県などで定点当たり報告数が多くなっている。

咽頭結膜熱

1

1

 

 

 

 

 

 

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

4

4

2

 

3

 

 

2

15

 

感染性胃腸炎

2

25

6

 

8

7

2

27

77

水痘

1

 

2

 

1

11

 

6

21

手足口病

9

7

6

 

1

8

6

25

62

伝染性紅斑

 

 

2

 

 

1

 

3

6

 

突発性発疹

6

10

1

 

5

5

8

9

44

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

11

12

35

13

10

8

50

29

168

麻疹

1

 

 

 

 

3

 

 

4

 

流行性耳下腺炎

1

1

 

 

 

 

 

2

4

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

2

 

3

5

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

10

 

 

 

 

 

 

4

14

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 8.14 〜 8.18 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

 

 

2

 

 

2