宮城県感染症発生動向調査情報(第 26 週)

宮城県【 平成12 年 7 月 7 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2000.6.26 〜 7.2 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-全数報告疾病-
1類、2類、3類感染症の報告はない。4類感染症のジアルジアが仙台市内で1件報告されている(27週報告分)。
-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[水痘]
石巻管内の定点当たり報告数が13.33を筆頭に県内全体で多発傾向。
[感染性胃腸炎]
若林区の定点当たり報告数はまだ10.5で推移の他では減少傾向。
[ヘルパンギーナ]
県内全体で患者が急増し始めた。今後の発生動向に注意。

≪国立感染症研究所ホームページより≫
 −6月12日〜6月18日の第24週報−
咽頭結膜熱は前週より定点当たり報告数が多くなっており、患者報告数は増加傾向にある。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎の定点当たり報告数はここのところ横ばいにとなっている。水痘の定点当たり報告数は前週より多くなった。麻疹の定点当たり報告数は、第19週をピークに緩やかに減少傾向をみせている。今シーズンの手足口病は第13週ごろより流行曲線が立ち上がり始め、第20、21週と患者報告数が急増した。流行の大きかった'90年、'95年の流行曲線も第19週頃より急速に立ち上がっており、今年の流行曲線も現在のところこれらの流行年に見られたパターンに近く、今後疾病の動向に注意が必要である。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

38

5

3

9

2

 

54

112

感染性胃腸炎

19

53

13

17

10

28

5

127

272

水痘

9

2

6

7

7

80

4

64

179

手足口病

2

1

10

1

15

3

 

14

46

伝染性紅斑

1

5

7

2

3

3

4

32

57

突発性発疹

6

5

3

 

6

14

4

30

68

百日咳

 

 

1

 

 

1

 

 

2

 

風疹

 

 

 

 

 

 

5

 

5

 

ヘルパンギーナ

9

84

52

9

44

60

1

272

531

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

2

1

1

 

 

 

9

14

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

1

 

 

3

 

3

7

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

 

 

 

1

 

 

7

11

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

成人麻疹

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

8

8

 

[ウイルス分離状況] 6.26 〜 6.30 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

2

 

 

 

4

 

 

 

1