宮城県感染症発生動向調査情報(第 49 週)

宮城県【 平成12 年 12 月 14 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2000.12.4 〜 12.10 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

1

 

 

20

21

 

−全数報告疾病−
1類、2類、3類感染症の報告はない。
−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[感染性胃腸炎]
県全体で患者急増中。特に、塩釜(岩沼支所)及び仙南管内で患者が多発。要注意。
[水痘]
患者多発中の登米管内でやや減少。県内全体でも減少傾向。
[手足口病]
登米管内では定点当たり報告数9.0と依然として多発傾向。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
塩釜(岩沼支所)管内で定点当たり報告数7.7、登米管内で6.7とやや多発。
[麻疹]
石巻管内では先週の14名に引き続き今週も患者が9名発生。
[インフルエンザ]
仙台市で患者20名が発生。病原体は未検出。
<<国立感染症研究所ホ−ムペ−ジ要約>>
 −11月20日〜11月26日の第47週報−
◎インフルエンザ
 インフルエンザの活動性はまだ低く、全国平均で定点当たり報告数0.08となっているが、全国的には穏やかな増加傾向を示している。今シーズンの分離報告として、第36週に広島県からインフルエンザA/香港(H3N2)型ウイルスが1件報告されているのに続いて、第39週(9月25日検体採取)に横浜市からA/ソ連(H1N未同定)型ウイルスが1件報告された。
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−12月8日のVol.49の48週報−
米国の今冬のインフルエンザウイルス検出の途中経過では、118件のインフルエンザウイルスが検出された。そのうち、101件がA型(79件がA/ソ連型)、7件がA香港型)で、17件がB型であった。

咽頭結膜熱

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

33

4

17

20

7

6

61

150

感染性胃腸炎

220

252

58

48

95

160

39

360

1232

水痘

3

29

21

8

28

33

19

46

187

手足口病

4

16

10

8

27

8

8

28

109

伝染性紅斑

 

8

1

 

 

4

 

21

34

 

突発性発疹

2

4

1

 

5

6

2

27

47

百日咳

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

3

 

 

 

 

 

2

5

 

麻疹

 

 

 

 

 

9

 

 

9

 

流行性耳下腺炎

 

2

 

 

 

4

 

12

18

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

6

8

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

 

1

 

 

4

 

4

12

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 12.04 〜 12.08 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

3

 

 

4

3

 

 

1