宮城県感染症発生動向調査情報(第 52 週)

宮城県【 平成13 年 1 月 10 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2000.12.25 〜 12.31 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

5

2

 

2

 

 

4

13

 

−全数報告疾病−
1類、2類、3類及び4類感染症の報告はない。

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[感染性胃腸炎]
依然として県内全体で多発。
[水痘]
先週に引き続く県内全域で多発。3学期が始まったので園児や学童への拡大が危惧される。また、成人への感染にも注意。
[麻疹]
石巻管内では依然として小規模な流行が続いている。

<<STD 発生動向調査情報(月報)11月>>
 宮城県【平成13年 1月 9日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         37  64
性器ヘルペスウイルス感染症       2  11
尖形コンジローム            4   6
淋菌感染症              37   7
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  48  36
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     28  20
薬剤耐性緑膿菌感染症          1   1


咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

8

8

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

19

2

5

8

3

3

23

64

感染性胃腸炎

88

191

61

81

79

132

101

301

1034

水痘

29

41

43

8

22

69

28

80

320

手足口病

4

2

3

3

16

8

3

21

60

伝染性紅斑

1

5

 

 

1

4

 

23

34

 

突発性発疹

6

6

11

3

2

10

8

18

64

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

2

 

 

 

 

 

2

4

 

麻疹

 

 

 

 

 

14

 

1

15

 

流行性耳下腺炎

2

2

1

 

 

 

1

4

10

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

3

 

5

9

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

6

3

1

1

 

4

2

7

24

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

[ウイルス分離状況] 12.25 〜 12.28 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

4

 

 

9

1

 

1

 

インフルエンザウイルスは、まだ検出されていません。高熱持続の症例は、アデノウイルスによるものです。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)